CamScannerの中に解約ボタンを探しても見つかりません。そこには最初から無いからです。スマートフォンのアプリ内で買ったサブスクリプションはAppleかGoogle Playが持っていて、止められるのもそこだけです。このページでは、iPhoneとAndroidそれぞれでどこを開くか、アプリを消しても何も変わらない理由、アカウント削除との違い、そしてこの先どれでスキャンするかを扱います。
結論から: iPhoneなら「設定」を開いて自分の名前をタップし、「サブスクリプション」からCamScannerを解約します。AndroidならGoogle Playストアアプリでプロフィール画像をタップし、「お支払いと定期購入」から「定期購入」へ進みます。アプリを消しても解約にはならず、解約しても保存済みの書類は消えません。パソコンにスキャンを1枚届けたいだけなら、それは書類管理アプリよりずっと小さい話で、スマホからパソコンへ書類をスキャンする方法で扱っています。 iPhoneで無料 Macで無料 Androidで無料 Windowsで無料
iPhoneの設定でCamScannerのサブスクリプションを解約する
まず押さえるべきは、そのサブスクリプションが実際にどこにあるかです。iPhoneのCamScannerアプリ内でボタンを押して契約したなら、支払いを受け取ったのはApple、更新を握っているのもAppleなので、止める場所もAppleです。手順は4つです。
- iPhoneで「設定」を開き、一番上にある自分の名前をタップします。
- 「サブスクリプション」をタップします。
- 有効なサブスクリプションの一覧からCamScannerをタップします。
- 解約の項目を選び、確認します。
その画面を探しに行く前に、知っておくと迷わない点がいくつかあります。
- iPhoneで買ったCamScannerの請求元はAppleです。カードはApple アカウントに紐づいて引き落とされ、CamScannerが決済手段を持つことはありません。だから請求を止められるのもAppleだけです。
- iPhoneの解約はCamScannerアプリ内ではできません。アプリの設定画面に何が並んでいても同じで、そこにあるリンクはAppleのサブスクリプション一覧へ受け渡すだけです。上の手順はその一覧を直接開いています。
- Appleの「サブスクリプション」に無ければ既に解約済みです。あるいは、そのApple アカウントで買っていないかのどちらかです。Appleは今有効なものだけを表示するので、一覧が空なのは故障ではなく答えです。
- Appleで解約しても支払い済みの期間は使えます。解約はタップした瞬間に機能を切るものではなく、次の更新を止めるものだからです。
- iPhoneに出ないのに請求が続くなら別のApple アカウントを確認します。サブスクリプションは端末ではなくアカウントに付いてくるので、共用の端末や家族の端末が持っていることがあります。
Camera to Clipboardは書類をアップロードせずにスキャンします
解約したあとも、何かでスキャンする必要は残ります。ここでスキャナーの用途を2つに分けておくと選びやすくなります。1つは書類の保管庫を作ること。もう1つは、スキャンした1枚をパソコンに持ってきてメールやフォームに貼るだけの、はるかに小さい仕事で、こちらに書類管理アプリは要りません。
- Camera to Clipboardには書類スキャンモードがあります。ページの端を自動で見つけ、仕上がったスキャンをそのままパソコンへ送ります。あとから別に送信する操作は要りません。
- Camera to ClipboardのスキャンはPCのクリップボードに届きます。Ctrl + VやCmd + Vですぐ貼れるので、メールやフォームやチャットに入れる前にファイルを探したり、名前を付けたり、添付したりする必要がありません。
- Camera to Clipboardは自宅のWi-Fiで直接送り、どこにも上げません。ページは誰のクラウドにも届かないので、あとで解約して消しにいくようなものが残りません。
- Camera to Clipboardは複数ページを1つのPDFにまとめられます。まとめたPDFはファイルとしてパソコンに保存され、1枚だけのときは画像がクリップボードに載るので、そちらのほうが速く済みます。
- Camera to Clipboardは登録もパスワードも不要です。あとで消すアカウントがそもそも無く、スマートフォンとパソコンはQRコードを1回読み取るだけで組みます。10秒ほどです。
- スマートフォンにCamera to Clipboardを、パソコンに対応アプリを入れます。
- QRコードを1回読み取って組みます。10秒ほどです。
- 書類スキャンモードを開き、ページを合わせて撮ります。
- PCならCtrl + V、MacならCmd + Vを押します。
iPhone、Android、パソコンのいずれも無料でダウンロードして試せます。詳しい手順はスマホからパソコンへ書類をスキャンする方法にあります。
AndroidではGoogle PlayでCamScannerを解約してください
Androidも仕組みはiPhoneと同じで、大家が違うだけです。サブスクリプションはGoogle Playの記録なので、終わらせる場所はCamScannerのアプリではなくPlayストアアプリになります。こちらも4つの手順です。
- Android端末でGoogle Playストアアプリを開きます。
- 右上のプロフィール画像をタップします。
- 「お支払いと定期購入」を開き、「定期購入」へ進みます。
- CamScannerをタップし、解約を選んで確認します。
引っかかりやすい点も、iPhoneのときとほとんど同じです。
- Androidで買ったCamScannerはGoogle Playの契約です。支払いを受け取っているのはGoogleで、更新日を持っているのもGoogleです。iPhoneでのAppleとまったく同じ関係で、解約できる場所もそこだけです。
- Google Playの契約はパソコンのブラウザからも解約できます。ブラウザでGoogle Playにサインインするだけです。端末を無くした、初期化した、人に譲ったという場合に効いてきます。サブスクリプションは端末より長生きするからです。
- iPhoneで買ったCamScannerはGoogle Playには出ません。Androidに乗り換えたあとも同じで、お金を受け取ったストアだけが止められます。新しい端末にアプリを入れ直しても請求は移りません。
- CamScannerの解約確認画面はスクリーンショットで残してください。終了日が写った1枚が、あとで請求に異議を申し立てるときに一番簡単な証拠になります。
- CamScanner公式サイトで契約した分はストアに出ません。AppleにもGoogleにも記録がないので、申し込んだアカウントを使って会社に直接解約を申し出ることになります。
CamScannerアプリを削除してもサブスクリプションは解約されません
このページで一番お金がかかる誤解がこれで、しかも誰にでも起こります。アプリをゴミ箱に入れると終わった気がしますが、終わっていません。
- CamScannerアプリを消しても次回の請求は止まりません。サブスクリプションはAppleかGoogleが持つ記録なので、アプリを消しても、端末を買い替えても、1年放置しても生き続けます。
- CamScannerを消した後の請求で初めて気づく人が多いです。アプリを削除する瞬間には何の警告も出ないため、次の支払いが「まだ動いていた」という最初の合図になります。
- CamScannerは先に解約し、アプリを消すのは後です。先にアプリを消しても何も止まらないうえ、サブスクリプションの存在を思い出させてくれるアイコンまで無くなります。
- 手元にない端末のCamScannerも同じアカウントで解約できます。Appleのサブスクリプション一覧もGoogle Playも端末ではなくアカウントの中にあるので、同じストアのアカウントでサインインした機器ならどれからでも操作できます。
- CamScannerのログアウトやデータ削除では請求は止まりません。通知を切っても同じで、どれもストア側の記録には届きません。届くのはストアの中で行う解約だけです。
CamScannerを解約しても書類はクラウドに残ります
解約とアカウント削除は同じ判断に聞こえますが、別物です。結果が違い、順番を間違えると書類かお金のどちらかを失います。
- CamScannerの解約は支払いを止めるだけで、書類は残ります。ログインもそのまま使えて、既にアップロードしたものは無料プランの側に残ります。
- 保存済みの書類を消すのはCamScannerのアカウント削除です。解約とは別の操作で、解約だけでは何も消えません。プライバシーを理由に解約した人ほど、書類も一緒に消えたと思い込みがちです。
- CamScannerのアカウントを消す前に書類を書き出してください。アカウントの削除は基本的に元に戻せないので、そのアカウントの中にしか無かった書類は消えたきりになります。
- CamScannerを契約中にアカウントを消しても返金されません。先に解約し、支払い済みの期間を使い切り、期限が過ぎてからアカウントを削除するのが安全な順番です。
- CamScannerの返金はAppleかGoogleに申請します。お金を受け取ったのはストアだからです。解約と返金は別々の手続きで、解約しただけでは既に引き落とされた分は戻りません。
- 今の端末だけでなくCamScannerのアカウント側も確認します。古い端末から上げた書類もアカウントに紐づいて残っているので、その端末を手放したずっとあとまで残り続けます。
CamScannerはスキャンをクラウドに置くので中身に注意してください
書類スキャナーを解約する人の多くは、料金を惜しんでいるわけではありません。本当の心配ごとを言葉にしておくと判断しやすくなります。話題になった出来事より、仕組みの話のほうが考えやすいからです。
- CamScannerはクラウド型で、スキャンは同社のサーバーに上がります。同期も、共有リンクも、ウェブからの閲覧も、それがあって成り立ちます。不具合ではなく設計上の選択です。
- 書類スキャナーに通すのは旅券や給与明細、契約書や診断書です。休暇の写真を預かる写真アプリと、身分証明書を預かるスキャナーでは、技術が似ていてもリスクの種類が違います。
- CamScannerのデータ扱いは過去に何度も問題視されています。価格ではなくこれを理由に解約する人が少なくないのはそのためです。ただし次の構造の話はその経緯に依存せず単独で成り立つので、判断するならそちらです。
- 書類をアップロードするスキャナーは、それだけ信頼を求めます。自分の端末の中に留めるものと比べれば、過去の実績にかかわらずそうです。問うべきは会社が過去に悪いことをしたかではなく、そもそもどれだけ信じる必要があるかです。
- CamScannerを解約しても、上げた書類は消えません。請求が止まるだけで、保存された書類はそのままの場所に残り、それを変えるのはアカウントの削除だけです。
- スマホとパソコンの間だけで動くスキャナーなら信頼は不要です。ページを持つサーバーが無いので、漏れる先も無く、使うのをやめた後に残るものもありません。
スマホには複数ページPDFを作れる無料スキャナーが既にあります
乗り換え先を探しに行く前に、手元のスマートフォンができることを確認してください。iPhoneにもAndroidにも、まともな書類スキャナーが何年も前から入っていて、CamScannerの使い道の大半はそのまま置き換わります。
- iPhoneの「メモ」アプリは複数ページのPDFを無料で作れます。メモを新規作成して添付ボタンをタップし、「書類をスキャン」を選び、ページを撮って保存します。追加で入れるものはありません。
- iPhoneの「ファイル」アプリにも同じ書類スキャナーがあります。「ファイル」を開いて三点メニューから「書類をスキャン」を選ぶと、PDFは自分で指定したフォルダに直接保存されます。メモではなくファイルがほしいときはこちらです。
- AndroidのGoogle ドライブアプリも「+」からスキャンできます。「+」をタップして「スキャン」を選び、ページを撮って範囲を整えて保存します。SamsungやPixelの多くはカメラやメモのアプリにもスキャンの入口があります。
- Google ドライブのスキャンはGoogleのサーバーに保存されます。サーバーが無くなるのではなく、別の会社のサーバーに変わるということです。書類をどこにも上げたくないという理由でCamScannerをやめるなら、これはクラウドの引っ越しにしかなりません。
- iPhoneはスキャン画像の文字をそのまま選んでコピーできます。ウェブページの文字と同じように長押しして選び、コピーするだけで、文字認識の日常的な使い道はこれで足ります。
- Google ドライブはPDFをGoogleドキュメントで開くと文字を取れます。写りが悪いスキャンでは粗い結果になりますが、無料です。そこが取引条件です。
- スマホ標準のスキャナーが返すのはファイルだけです。今まで撮ったすべてを検索できる書庫にはなりません。名前を付け、しまい、1年後に見つけ出すのは自分の仕事で、その整理こそ有料の書類管理アプリが売っているものです。
書類の保存先がスキャナーのプライバシーを決めます
ページをスキャンする5つの方法を、違いが出る4点で並べます。スキャンの保存先、アカウントが要るかどうか、費用、そして複数ページのPDFを作れるかどうかです。
| スキャナー | スキャンの保存先 | 利用にアカウントが必要か | 費用 | 複数ページのPDFを作れるか |
|---|---|---|---|---|
| CamScanner | 自社のクラウド | 必要、CamScannerのアカウント | 無料枠あり、その上は有料 | 可能 |
| Adobe Scan | Adobeのクラウド | 必要、Adobeのアカウント | 無料枠あり、その上は有料 | 可能 |
| Camera to Clipboard | どこにも残らない、スマホからパソコンへのみ | 不要、QRコードで組むだけ | 無料でダウンロードして試せる | 可能、ただし書庫は持たない |
| AndroidのGoogle ドライブのスキャン | 自分のGoogle ドライブ | 必要、Googleのアカウント | 無料、ドライブの容量の範囲で | 可能 |
| iPhoneの「メモ」か「ファイル」のスキャン | iPhoneの中、同期していればiCloud | 不要、端末そのもの以外は | 無料、最初から入っている | 可能 |
PDFはスマホ標準スキャナー、貼り付けはCamera to Clipboardを使います
解約したあと何に乗り換えるかは、2つの用途のどちらにお金を払っていたかで決まります。自分に近いものを下から選んでください。
- 保存用のPDFが要るなら、スマホ標準のスキャナーで足ります。iPhoneの「メモ」か「ファイル」、AndroidのGoogle ドライブのどれもが無料で、ページの端もきちんと切り取り、別のサブスクリプションも求めません。
- スキャンを今すぐパソコンに出すならCamera to Clipboardです。ページを撮ってクリップボードに載せるので、既に開いているメールやフォームやチャットにそのまま入ります。
- 有料スキャナーを続ける価値は、保管と検索と同期にあります。料金が本当に買っているのはその3つで、1枚撮って送るだけなら、開けもしない書庫にお金を払っていることになります。
- CamScannerに書類を残したくないならアカウントも消します。解約はお金を止めるだけなので、サーバーに残したくないのが理由なら、残したい分を書き出してから削除まで進めてください。
- 旅券や通帳は、端末の中で完結するスキャナーで撮ります。日々の書類にどれを使っていても同じで、領収書と身分証明書を同じ扱いにする必要はありません。道具を2つ使い分けてかまいません。
CamScannerの解約についてよくある質問
CamScannerのサブスクリプションはどうやって解約しますか?
解約は買ったストアで行います。CamScannerのアプリの中ではできません。iPhoneでは「設定」を開いて一番上の自分の名前をタップし、「サブスクリプション」からCamScannerを選んで解約します。AndroidではGoogle Playストアアプリを開き、プロフィール画像をタップして「お支払いと定期購入」から「定期購入」へ進み、CamScannerを解約します。CamScannerの公式サイトで契約した場合は、どちらのストアにもその記録が無いため、会社に直接解約を申し出る必要があります。
CamScannerのアプリを削除すればサブスクリプションは解約されますか?
いいえ。アプリを消しても何も止まりません。サブスクリプションはアプリではなくAppleかGoogleが持つ記録で、請求はそれまでどおり続きます。まずApp StoreかGoogle Playの定期購入の設定で解約し、そのうえで必要ならアプリを削除してください。
CamScannerを解約するとスキャンした書類は消えますか?
いいえ。解約は請求を止めるだけで、アカウントもその中に保存されたものもそのまま残ります。アカウントの削除は別の操作で、サービスからスキャンを消すのはそちらです。アカウントを削除する前に、残したいものはダウンロードするか書き出してください。アカウントの削除は基本的に元に戻せません。
CamScannerの代わりに何を使えますか?
複数ページのPDFなら、スマートフォンに最初から入っているスキャナーを使ってください。iPhoneは「メモ」か「ファイル」アプリの「書類をスキャン」、AndroidはGoogle ドライブアプリの「スキャン」です。どちらも無料で、別のサブスクリプションは要りません。ほしいのがパソコンに届くスキャン1枚なら、Camera to Clipboardがページを撮って自宅のWi-Fi経由でそのままパソコンのクリップボードに載せます。サーバーには何もアップロードされません。