Wi-Fiで写真を転送するとは、同じネットワーク上の2台の端末の間を写真が直接行き来することです。アップロードはありません。Bluetoothより速く、クラウドよりプライベートです。このガイドではCamera to Clipboardを使った一番簡単な方法を紹介し、ほかのWi-Fiアプリと比較します。
手っ取り早い答え:両方の端末を同じWi-Fiに接続し、直接転送アプリを使います。Camera to Clipboardなら写真が数秒でパソコンのクリップボードに届き、そのまま貼り付けられます。サーバーにアップロードされることは一切ありません。
iPhoneアプリ(無料) Macアプリ(無料) Androidアプリ(無料) Windowsアプリ(無料)Camera to ClipboardはWi-Fiで写真をクリップボードへ送ります
両方の端末が同じWi-Fiにつながると、こうなります。
- Camera to Clipboardはスマホの写真をパソコンのクリップボードに置きます。撮るか、ライブラリから選ぶだけです。数秒で届きます。
- Camera to ClipboardでWi-Fi経由で送った写真はCtrl + Vで貼り付けられます。MacならCmd + Vです。メールやチャット、ドキュメントにそのまま入ります。
- Camera to ClipboardはiOSでもAndroidでも、WindowsとMacへ送れます。1つのアプリでどの組み合わせもカバーします。手順はどれも同じです。
一度ペアリングすれば、あとはWi-Fiで写真を転送できます
ペアリングは約10秒で、一度だけです。
- Camera to Clipboardをスマホに、デスクトップアプリをパソコンにインストールします。
- 両方の端末を同じWi-Fiネットワークに接続します。共有ホットスポットでもOKです。
- QRコードをスキャンして一度だけペアリングします。
- スマホで写真を撮るか、ライブラリから選びます。
- パソコンでCtrl + V、MacならCmd + Vを押して貼り付けます。
すべてのプラットフォームで無料でダウンロードして試せて、最初の転送は無料です。無料版では小さな透かしが入り、写真は1920pxまでです。Proではどちらもなくなります。
Wi-Fi写真転送はパソコンへ直接写真を手渡します
直接転送とクラウドへのアップロードは、ここが違います。
- 同じWi-Fi上の2台の端末は、写真を互いに直接手渡せます。写真がサーバーへ上がって下りてくることはありません。
- 直接転送アプリは自分のネットワーク上で写真を流し込みます。スマホとパソコンの間に接続を開き、そのまま写真を送ります。
- Camera to Clipboardはブローカーを2台の端末を引き合わせるためだけに使います。ブローカーが写真を見ることはありません。写真自体は自分のWi-Fiを通ります。
Send AnywhereはWi-Fiか自社サーバー経由で写真を送ります
これは写真専用ではなく、汎用のファイル送信ツールです。
- Send Anywhereは6桁のキーで2台の端末をペアリングします。もう一方の端末でキーを入力すると転送が始まります。
- Send Anywhereは2台が同じネットワークにあればWi-Fiで直接送ります。そうでない場合は自社サーバー経由でファイルを中継します。
- Send Anywhereで送った写真はクリップボードではなく保存ファイルとして届きます。あらゆるファイル形式を扱える、頼れる汎用ツールです。
PairDropとLocalSendはWi-Fiで無料で写真を送ります
どちらもローカルネットワークで動くオープンソースのAirDrop風ツールです。
- PairDropはブラウザのタブで動き、インストールが要りません。両方の端末で同じページを開くと、互いを認識します。
- LocalSendは各端末にインストールして使うアプリです。近くの端末が一覧に現れ、そこへファイルを送ります。
- PairDropとLocalSendはアカウントも費用も不要です。どのプラットフォームへでも、単発のファイルを送るのに便利です。
- PairDropやLocalSendで送った写真はダウンロードされたファイルとして届きます。結局はフォルダーを開いて探すことになります。
SnapdropはいまLimeWireのサーバー経由なのでPairDropを使いましょう
名前はよく似ていますが、転送がローカルに留まるのは片方だけです。
- PairDropは元のSnapdropのコードを引き継いだコミュニティ版です。Snapdropを人気にした端末間の直接転送をそのまま保っています。
- SnapdropはLimeWireに買収され、いまはLimeWireのサーバー経由でファイルを送ります。ファイルはもう自分の2台の端末の間を直接には通りません。
クラウド同期はサーバーへ上げるのでWi-Fi転送ではありません
ワイヤレスに感じられますが、写真はずいぶん遠回りをしています。
- Google Photos、iCloud、OneDriveはまず写真をサーバーへアップロードします。パソコン側はそれをクラウドから再びダウンロードします。
- 写真1枚なら、クラウドの往復はWi-Fi転送より遅くなります。アップロードを待ち、そのあとダウンロードも待つことになります。
- クラウド同期はミラーリングする写真ごとに保存容量を消費します。それでもライブラリ全体を同期し続けるには適したツールです。
Wi-Fi転送はフル解像度を保ち、メールは保ちません
自分のネットワークで写真を送る地味な利点は画質です。
- メールの添付やチャットアプリは帯域を節約するため写真を圧縮します。相手側に届くコピーは小さく、ぼやけています。
- ローカルのWi-Fi転送には縮小する理由がないので、元データをそのまま送ります。貼り付けたものは、カメラが撮ったそのままです。
Camera to ClipboardはWi-Fiで動画を送りファイルとして保存します
動画も送れますが、写真とは少し届き方が違います。
- Camera to Clipboardで送った動画はフル画質のまま自分のWi-Fiを通ります。途中でサーバーにアップロードされることはありません。
- Camera to Clipboardで送った動画はパソコンにファイルとして保存されます。そのファイルパスがクリップボードに置かれるので、Ctrl + Vでファイルを貼り付けられます。
Camera to Clipboardは貼り付けに最良のWi-Fiアプリです
ここのどれも写真を移せますが、多くは探しに行くファイルを残します。
- Camera to ClipboardでWi-Fi経由で送った写真は、フォルダーではなくクリップボードに届きます。Ctrl + Vを押せば、書きかけのメールや書類にそのまま入ります。
- Camera to Clipboardは写真を自分のWi-Fi上だけで運び、サーバーを通しません。どこかのクラウドにコピーが残ることも、保存容量を使うこともありません。
- Wi-Fiでの写真転送は、スマホのホットスポットでもパソコンに届きます。2つのアプリは互いを見つけるためだけにインターネットを使います。
| やりたいこと | Camera to Clipboard | ほかのWi-Fiアプリ |
|---|---|---|
| Wi-Fiでスマホからパソコンへ写真を送る | ✔ | ✔ |
| ファイルとして保存されるだけでなく、そのまま貼り付けられる状態で届く | ✔ | まずファイルとして保存 |
| サーバーへのアップロードなし | ✔ | 一部はクラウド経由で中継 |
| 写真を一度に複数枚送る | ✔ | アプリによる |
| スマホのホットスポットでも動く | ✔ | アプリによる |
| アカウント不要 | ✔ | アプリによる |
| フル解像度、圧縮なし | ✔(Pro) | ✔ |
| 無料で試せる | ✔ | ✔ |
貼り付けはCamera to Clipboard、ほかのファイルはLocalSendを使う
決め手は、届いた先に何が待っていてほしいかです。
- Camera to Clipboardは、Wi-Fiで送った写真をすぐ貼り付けたいときに最適です。スマホで1枚でもまとめてでも選んで送り、Ctrl + Vを押すだけです。
- Send AnywhereとLocalSendは、種類を問わないファイルをWi-Fiで送るのに最適です。どちらも受け取り側でディスクに保存します。
- Google Photos、iCloud、OneDriveは写真ライブラリ全体をミラーリングするのに最適です。同期を一度設定すれば、新しい写真はひとりでに届きます。
よくある質問
ケーブルなしでWi-Fiで写真を転送するには?
Camera to ClipboardのようなWi-Fi直接転送アプリを使いましょう。両方の端末を同じネットワークに接続し、スマホで写真を選びます。アップロードなしでそのまま送られます。
Wi-Fi転送はBluetoothより速いですか?
はい、圧倒的に速いです。Bluetoothは毎秒数メガビットが上限です。Wi-Fiははるかに高速なので、フル解像度の写真も数秒で届きます。
Wi-Fiで写真を転送するのは安全ですか?
はい、転送が自分のネットワークの中にとどまり、何もアップロードされないかぎり安全です。Camera to Clipboardは写真を端末から端末へ直接送るため、サーバーにコピーが残りません。